米大手資金運用会社・フィデリティ投信のライブドア株<4753>の保有比率が1月末までに6.35ポイント減少し、0.53%になったことが14日、関東財務局に提出した大量保有報告書で明らかになった。

 フィデリティ投信は1月27日、ライブドア前社長の堀江貴文被告ら前幹部4人の逮捕を受け、コメントを発表。05年12月末時点のライブドア株の保有比率を6.88%と明らかにし、「事件の前後に限らず、すべての組み入れ銘柄の動向を常に調査・分析し、必要と判断される対応を迅速に取っている」との考えを示していた。

 同投信の保有比率が0.53%に達したとされる1月31日の東京株式市場で、ライブドア株の終値は前日比9円(7.76%)安の107円。翌日の2月1日には、1月16日の強制捜査後初めて100円を割った。【了】

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