27日、ハリルホジッチ新監督の初陣となったチュニジア戦は日本代表が2-0で勝利を挙げた。途中出場の岡崎慎司、本田圭佑がゴールを決め、存在感を見せつけた。

親善試合ながらさっそく結果を出したハリルホジッチ監督は自らを「完璧主義者」といい、規律を重んじることでも知られている。すると、28日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「厳しすぎる3つの新ルール」としてハリルホジッチ監督がチームに導入した新ルールを紹介した。

まず1つ目は「ストレッチ中は私語厳禁」というもの。これまで選手達はリラックスして談笑しながらストレッチを行っていたが、ハリルホジッチ監督は自分の身体のケアに集中すべきとして私語を許さないという。

2つ目はチームの一体感を出すため、食事は全員で食べ始め、全員で食べ終わるというもの。3つ目は選手の負担を軽くするため取材時間を短縮、試合前日であれば質問は記者一人につき1問にするというものだ。

また、同番組内ではチュニジア戦で香川や本田が控えスタートとなった点について、サッカー解説者・都並敏史氏がコメント。「競争心は当然、後から入ってくる既存のメンバーも少しピリッとします。香川、本田が出てきてから全く変わった。後半に彼らをとっておいて(相手が)疲れた頃にブチ込んでそういう全てをマネジメントしてた。監督の思惑通り」と絶賛している。

様々なやり方で日本代表に新風を吹き込むハリルホジッチ監督。31日のウズベキスタン戦ではどんな采配を見せてくれるのか。