14日、豊田スタジアムではサッカー・キリンチャレンジカップ=日本対ホンジュラス戦が行われ、日本代表が本田圭佑、遠藤保仁、乾貴士らの6ゴールにより快勝した。

年明け1月にアジア杯を迎える日本代表にとっては、先のブラジル戦における大敗を払拭する一戦となったが、チームのキーマン・本田はこの一戦をどのように振り返ったのか。中山雅史氏が聞き手を務めた試合後のインタビューは下記の通りだ。

――今日の試合振り返って
「立ち上がりの入り方がよかった。セットプレーで先制点が獲れたことでチームがリラックスできた。あの1点があったかなかったかでは、こういった結果になっていたかどうかってくらい大きく違うんじゃないかと思う」

――攻守に渡って気持ちよくプレーできた?
「そうですね。篤人と連携とりながら攻撃的にいかせて貰えた。無駄な戻りを、彼らは前にいていいよということで、その分攻撃に専念できた」

――それは得点シーンに繋がったところ?
「そうですね。5m後ろでもあのタイミングでは間に合わなかったと思う。サボるじゃないですけど、取った時のイメージは持ててたのでクリアする瞬間には動いていたんでタイミングはよかった」

――あえて戻らず、長谷部からのボールを予想できた?
「恐らく頑張りすぎると、あと5mは後ろに下がっていたと思うので、その辺サッカーの難しさというか面白さというか今日はそれが結果に繋がってよかった」

――乾へのアシストは?
「たまたまな部分はある。顔上げたタイミングで非常にいいところにいたというか。結果に繋がってよかった」

――内田が思いっ切り走っていたが感じてたか?
「多分3回くらい走ってくれてたんですけど、まあ使わなかったですよね。何か後でフォローしておきます」

――アジア杯に向けて
「続けることだと思います。代表というのはそういう集まり。緊張感がないといけない。また再スタートというか、気を引き締めて準備したい」