インテルは19日のセリエＡ第７節で、ナポリとホームで２−２と引き分けた。終盤に退席となったワルテル・マッツァーリ監督は、試合後にメディアの前に姿を見せず、ピエロ・アウジリオSDがコメントしている。

「我々の監督にとっては、特別な試合だった。彼は疲れ果てていた。謝っているけど、すべてを出して、精根尽き果てたんだ」

ドローは素晴らしい結果ではないが、インテルは少なくともプレー内容や気迫に満足している。

「前半の我々は１得点以上に値した。ピッチには１チームしかいなかったよ。後半はナポリのクオリティーが出てきたが、それからイングランド風の試合となり、我々は見事に戦った。我々は素晴らしいチームなんだ。ここからリスタートしよう」

「マッツァーリ監督はこれで立場が安全になった？　彼が議論にかけられたことはない。ここにはソリッドのプロジェクトがあるんだ」

「（ネマニャ・）ヴィディッチを一つのミスで評価すべきではない。それ以外は90分にわたって非常に高いレベルのプレーをしたのだからね。我々は緊急事態にあった。（ジョエル・）オビはよくやったし、代わって入った（イブラヒマ・）エムバイェも若く、終盤にはあわや勝ち越しという場面もあった」

「代表ウィークで我々は選手たちを回復させることができなかった。長友（佑都）とジョナタンが外れており、（マテオ・）コバチッチはギリギリで間に合った状態だ。（ギャリー・）メデルもだね。今の、そしてこれからのインテルにとって、彼は有益な選手だ。我々はクオリティーのあるインサイドハーフを２人起用し、２トップを採用している。中盤でカバーリングをする選手が必要なんだ」