【アフリカ発!Breaking News】エボラ出血熱を生き延びた14歳少年の血清を患者に。終息のカギは「ヒト抗体」。
![14歳少年の血清が患者へ(画像はnews.sky.comのスクリーンショット)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/8/c/8cfc2_196_66cf157d_6afc1904-m.jpg)
西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱について、「Samaritan’s Purse(サマリタンズ・パース)」の米国本部からリベリアに派遣され医療行為などにあたっていた米国人2名(画像はnews.sky.comのスクリーンショット)が、同ウイルスに感染したことを数日前にお伝えした。その1名である33歳のケント・ブラントリー医師(写真・左)に対し、エボラ出血熱感染にも生き伸びた元患者の血清が投与され観察が続けられていることを『news.sky.com』が伝えている。
そのような中、2名を派遣した人道支援活動団体「Samaritan’s Purse」米国本部の広報担当者が、「1人分しかありませんが、生き延びた14歳少年の血清が到着し、試験的にではありますがブラントリー医師への投与がなされました」と発表。彼の容体回復に大変な期待を寄せているとした。ちなみに世界保健機関(WHO)は各国と共同で新たに1億ドルの予算を組み、派遣される医療関係者を数百人増強すると述べたほか、リベリア政府はすべての学校において当面の休校を決定し、全力で終息に努めたいとしている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)