中国メディア・新浪網は6日、5日に行われたアルゼンチンとルーマニアの国際親善試合で、アルゼンチン代表のメッシ選手が顔面蒼白の状態で出場、試合開始から7分後に嘔吐するなど「お疲れモード」だったと報じた。

 記事は、アルゼンチン代表のサベージャ監督が試合前に、ルーマニア戦はチームにとって大事な試合であり、主力選手も休ませないと語っていたことを紹介。メッシ選手も当然のごとく出場したものの、試合開始からわずか7分でピッチ上で腰をかがめて嘔吐してしまったと伝えた。

 そして、いったんピッチ外で水分補給して復帰したメッシ選手は結局90分間フル出場したものの、ゴールを挙げられなかったどころか終始精彩を欠いたとした。
 
 記事は、メッシ選手のピッチ上での嘔吐は今回が初めてではなく、この3年で6度も同様の症状を起こしたと解説。ワールドカップが近づき、疲労が蓄積しているのではないかとの不安に対して、現地の医師やメッシ選手本人が「いつものこと。体に特に問題はない」とコメントしたことを伝えた。

 さらに、メッシ選手が受けているというホルモン治療との関係性について医師が「それはない」と否定したことも併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)D D/123RF.COM)