パーティーの後も二日酔い知らず!?飲んでも二日酔いにならない「代用アルコール」を発明―英科学者

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いよいよ年末が差し迫り、忘年会、お正月、新年会と、仕事でもプライベートでもお酒を飲む機会が増える季節が到来!同僚や友達とワイワイお酒を飲むのは楽しいですが、飲み過ぎると困ってしまうのが、二日酔い。夜は楽しくても、朝起きたら頭痛が激しくて、「二日酔いにさえならなければ最高なのに・・・」と思わずつぶやいた経験がある人も多いのでは?

そんな人には朗報!? なんとイギリスの神経精神薬理学教授デビット・ナット氏が、夢のような発明をしました。それは、お酒を飲んでも二日酔いにならないという「代用アルコール」。お酒を飲んだときのようなほろ酔い気分になる一方で、健康に悪影響を及ぼすことはなく、二日酔いやアルコール依存症などお酒がもたらすダメージなしに、お酒の気分を楽しむことができるそう。

ナット教授によると、代用アルコールは心臓や肝臓、胃を傷つけることなく酔った状態を再現でき、さらに、代用アルコールを飲んだ後、薬を1粒飲むと、酔った状態からすぐに醒めることができる、とのこと。自ら代用アルコールを試したところ「代用アルコールを飲んだ後、1時間くらいはふわふわと酔った状態になったが、数分後には何の問題もなく講演を行うことができた」とし、代用アルコールの利便性を強調しています。

ただ、実際に代用アルコールが発売されるのは、まだまだ先のよう。というのも、ナット氏は「すぐにスポンサーが見つかれば、2年後には市場に出回るだろう」と期待しながらも、ナット氏の発明にアルコール業界が難色を示しているのが現状で、商品化に至るには、まだ時間が必要なようです。

急性アルコール中毒など、お酒が原因で死亡する人が急増するこの時期。仕事関係で飲み会は避けられない・・・。そんな人も、きちんと食事をして無理な飲酒は避ける、など、普段以上に健康に気をつけて、お酒と上手に付き合って行きましょう!

参考:Bientot un alcool garanti sans gueule de bois
http://www.grazia.fr/au-quotidien/news/bientot-un-alcool-garanti-sans-gueule-de-bois-582264