By Carlos Sancho

iPhoneが爆発してユーザーがけがをしたりGalaxy S IIIが充電中に爆発するなど、スマートフォンが突然爆発する事例が時折起こりますが、タイではiPhone 4Sをサードパーティーの充電器で充電しながら使用していた男性が、iPhone 4Sを握りしめたまま死亡する事件が発生しました。

นอนทับโทรศัพท์ขณะชาร์จแบต ถูกไฟดูดดับ | เดลินิวส์ - อ่านความจริงอ่านเดลินิวส์
http://www.dailynews.co.th/Content.do?contentId=197488

Thai man dies while talking on his charging iPhone
http://www.techinasia.com/thai-man-dies-talking-charging-iphone/

死亡したのはタイの中部にあるチャンタブリー県に住む28歳の男性で、事態に気づいた父親が警察に通報。地元警察が到着した時、男性はiPhone 4Sを握りしめたまま自室の床の上で死亡していました。男性は、上半身裸で赤色のハーフパンツを着衣しており、手に握られたiPhone 4Sは壁のコンセント差込口に差し込まれていた非正規品の充電器につながっていたとのこと。

By Rune Mathisen

地元警察は「死亡した男性がベッドの上で寝転びながら充電中のiPhone 4Sを使用していた」と見ており、男性の左手と左胸にはやけどの跡が見つかっています。男性の父親によると、男性が就寝するのは大体23時頃でいつも上半身裸のまま床の上で寝る癖があり、死亡した男性が発見された日の前夜、男性の部屋から物音が聞こえましたが、夢遊病か何かだと思っていたそうです。

地元警察は男性が充電器によって感電死した可能性を考えており、感電した原因が非正規品の充電器であることを示す正式な発表は行われていませんが、タイのニュースサイトが公開している画像から、男性が使用していた充電器の色は青色で、Appleの正規品ではないことが確認できるとのこと。


地元の地方自治体は男性の死因を確認するため、遺体の検視結果を待っているところ。なお、2013年7月には女性が非正規品の充電器でiPhone 5を充電していたところ、かかってきた着信に出た瞬間感電し死亡する、という事件が中国で発生しており、Appleは「Appleの正規品ではない充電器には、粗悪なものもあるため、安全性に問題がある」と警告しています。