安倍晋三首相の昭恵夫人が東京の日比谷公園で開催された「日韓交流おまつり」の開会セレモニーに出席したことがネット上で波紋を呼んでいる。中国国際放送局が報じた。

 昭恵夫人は岸田文雄外相のほか、韓国のイ・ビョンギ駐日大使とともにビビンバ混ぜと鏡割りに参加した。報道によれば、昭恵夫人は日韓関係は重要だとし、自ら望んで「日韓交流おまつり」に参加したという。

 日韓関係がぎくしゃくするなか、首相夫人として「日韓交流おまつり」に参加した昭恵夫人のFacebook(フェイスブック)アカウントには、お祭り参加の是非についてさまざまなコメントが寄せられた。コメントの大半は日韓友好を否定するものだった。

 昭恵夫人と韓国の交流については、以前も昭恵夫人が韓流ミュージカルを鑑賞したとして批判が殺到したことがある。

 安倍夫人が男女の恋愛を題材とした韓流ミュージカルを鑑賞し、Facebookに「楽しかった」と書き込むと、日本のネットユーザーから批判的なコメントが多く寄せられ、「日韓関係が緊張しているなか、首相夫人が韓流ミュージカルを見に行き、しかも称賛するとは軽率すぎる」と批判が寄せられた。(編集担当:村山健二)