写真はスキージャンパーの高梨沙羅。 (撮影:中村博之/フォート・キシモト)

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4日、札幌・大倉山ジャンプ競技場では、ノルディックスキー・札幌市長杯大倉山サマージャンプが開催され、2本目に141メートルの大ジャンプを見せた高梨沙羅が合計257点で優勝した。

すると、6日放送、日本テレビ「news zero」は、「ソチ五輪まで半年 高梨沙羅(16)支える存在」と題し、高梨と全日本女子スキージャンプ初の女性コーチに就任した山田いずみさんの関係にスポットを当てた。

女子スキージャンプ界のパイオニアとして、長きに渡って活躍した山田コーチは、小学校6年生当時の高梨も、「女子ジャンプを引っ張っていた人。有名なスターというか、自分には届かない人」と語っていたほどだ。

先日、山田コーチの就任について、マスコミの前でコメントした高梨は、「スタッフとして加わって頂けるということで、すごく心強いというか。ええと・・・」と話しはじめたものの、その後なぜか40秒間の沈黙。近くで見ていた山田コーチが、「大丈夫。“心強い”で終わっていいんじゃない?」と優しく声をかける場面もあり、技術面のみならず、精神面でも高梨を支えている様子を伺わせた。

当の山田コーチも、番組のカメラに対し、「(高梨は)何に関してもストイックですよね。頭の中で考えるにしても、突き詰めないと気が済まないですし、行動するのも突き詰めていかないと気が済まない。考え込むタイプなので(自分が)一息つけさせる役になれたら」と、その役目を語っている。

来年2月、ロシアのソチで開催される冬季五輪に向け、好調を維持する高梨だが、昨季のW杯で総合女王に輝いて以降、周囲の期待も高まり、16歳の小さな身体には、想像を絶する不安やプレッシャーが圧し掛かっていることは間違いない。高梨は、その全てを委ねることができる、これ以上ない存在=山田コーチと二人三脚で初の五輪挑戦にも万全を期して臨むことができそうだ。