また、現在の生活費を見ると堅実な家計と言えますが、お子様があと2人増えると生活費、教育費も増えますし、このままの収入では40代には貯蓄も底をつきそうです。

新築一戸建て、お子様は3人といった希望通りライフイベントを実現させるためには、上口様が働き、収入を増やすことが不可欠です。お子様が小さいうちは難しいかもしれませんが、年収150万程度を目安に働き厚生年金保険料を負担すると、世帯収入が増えるだけでなく、将来受け取る年金も増えますので老後資金対策にも有効です。他に、親や祖父母からの住宅資金援助を受けられないか、住宅は中古にできないかなどを検討し、住宅にかけるお金を減らしましょう。

教育資金準備として現在検討されている学資保険は、契約者が万一の場合にも学費が確保されるように設計できます。現在、死亡保障のついた保険に加入されていないので、お子様1人当たり毎月1万円程度を目安に学資保険で確実に教育費を準備するのもよいでしょう。その際元本割れしない、払い込み保険料の総額よりも満期時に受け取る保険金額が多い学資保険を選ぶようにしましょう。他に、給与振込口座から自動で定期預金を積み立てて、ある程度貯まったところで金利の良い金融商品に預け替えるというのも、金利上昇時にはおすすめです。

投資に関しましては、余裕資金で行うことが原則ですので周りの雰囲気にのまれて始めることには賛成しませんが、今のうちにしっかり投資について勉強しておくことはいずれ役に立つはずです。まずは元本保証の商品で、住宅資金、教育資金を準備していきましょう。