「黒執事」剛力に続くキャスト、人気モデル・山本美月が初のメイド役。

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ファッション誌「CanCam」の超人気モデルで、女優の山本美月(21歳)が、主演・水嶋ヒロ×ヒロイン・剛力彩芽のキャストも話題の映画「黒執事」に出演することがわかった。演じるのは原作に基づいたオリジナルキャラで、山本は初のメイド姿を披露しているほか、アクションシーンにも初挑戦している。

山本の役どころは、主人公・セバスチャンと同じく、幻蜂家に仕えるメイドのリン役。一生懸命主人・幻蜂汐璃(剛力)の役に立とうとするが、ドジでおっちょこちょいなキャラクターで、そんなリンをいつも助けるセバスチャンの超人的な動きも映画の見どころの一つだ。

初披露するメイド服姿は、男子だけでなく女子も思わず“萌える”こと間違いなし。そしてアクションシーンに挑戦するべく、2か月前よりアクション練習に入っているという。

今回の出演について山本は「昔から原作のファンだったのでオファーをいただいた時は本当に嬉しかったです。演じるリンは、いつも一生懸命で純粋で忠誠心がとても強く、みんなの事が本当に大好きな子だと思います。いつも一生懸命なところは少し自分と似ているのかなと感じました」と喜びのコメント。

そして「アクションシーンにも初挑戦したのですが、最初は後ろ回りも出来ず不安でした。しかし、アクション部の皆さんに『楽しむところは楽しむ!真剣な時は真剣に!』と教えていただき、頑張って乗り切る事ができました。この作品を見た皆さんに、『リンカッコいい!!』と思っていただけたら嬉しいです」と、大変だったというアクションを振り返った。

昨年公開された映画「桐島、部活やめるってよ」の桐島の彼女役として注目を集め、今年も複数本の映画出演が決まっている山本。そんな彼女の起用について、本作の松橋真三プロデューサーは「フォトジェニックでいながらキュートな個性の山本美月さん。原作世界から抜け出してきたかのようなその存在感が、今回の実写版『黒執事』に確実に一層の息吹きを入れてくれると思いました。今回は、マンガ世界をどうリアルな世界に落とし込むか、というのを常に考えていますが、メイドのリン役は、エンターテイメントとして完成された映画にするためにどうしても必要なキャラクターでしたし、山本さんに出会ったときにその課題を満たし、体現できるのは彼女しかいないと思いました」と、その理由を説明している。

そんな山本を見た原作者の枢(とぼそ)やなは「『桐島、部活やめるってよ』を昨年映画館で拝見したのですが、今回はその時の役と全然違うビジュアルでお写真を見たときは全くわかりませんでした。剛力さんに続き、映画オリジナルキャラクター。ワタシの持論ですが『可愛い人は何しててもカワイイ!』なので、可憐なメイドさんが大暴れしてくださるのを期待しております」と、そのかわいさに太鼓判を押した。

また、共同監督の一人、大谷健太郎監督は「山本美月さんは熱烈な原作のファン。彼女の演技は、メイドのリン役を演じる喜びに満ち溢れていて、ピュアな魅力が素晴らしかった。ひたむきに演技に取り組む姿勢が、自然とリンの役に重なっていったと思います。そもそも美月さんは大のコスプレ好きらしく、メイド服とメガネの着こなし方は見事でした。女性誌のモデルとして人気を得ているのも納得です。まるで少女漫画から飛び出して来たかのような美月さんのキュートなルックスとスタイル、その長い脚は、映画『黒執事』の見どころの一つと言っても過言ではありません。そして、彼女が全力で取り組んだアクションシーンは、圧巻の一言です。とにかく、美月さんの戦う姿は美しく、抜群にカワイイ。女性にこそ見て欲しい、女性のアクションシーンというのは、今まで日本映画には無かったと思います。リン役の山本美月さんに、是非ご期待下さい!」と絶賛のオンパレード。