ナポリのワルテル・マッツァーリ監督とローマは、水面下ではあるが、コンタクトを続けている。

ローマのフランコ・バルディーニGM(ゼネラルマネジャー)とマッツァーリ監督の代理人であるジュゼッペ・ボッツォ氏は、すでに接触しており、バルディーニGMは交渉の余地があるかどうか、ボッツォ代理人に打診している。

ここで出てくる3番目の人物が、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督だ。特に、ミランが今季のリーグ戦で3位以内に入れなければなおさらだろう。インテルがアンドレア・ストラマッチョーニ監督を続投させることから、マッツァーリ監督争奪戦でローマのライバルとなり得るのはミランだ。

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はどうするのだろうか? 同会長はすでにマッツァーリ監督に契約延長オファーを提示している。年俸350万ユーロ(約4億5000万円)の2年契約で、3年目のオプション付きだ。

これが実現すれば、ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督やアッレグリ監督とともに、マッツァーリ監督はセリエAで最も報酬の高い指揮官となる。

だが、マッツァーリ監督自身は、リーグ2位の座を確保することに集中している。それを確実にしてから、今後のプロジェクトについて話すために、デ・ラウレンティス会長と会って、それから自身の今後を決めるだろう。