ミランは6日のセリエA第19節で、シエナにホームで2−1と勝利した。チャンピオンズリーグ出場圏に近づいたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合後に『スカイ・スポーツ』でこう話している。

「我々は前半がひどかった。こういうプレーをしては、先制される怖れがある。だが、我々は相手に何も許さなかった。コンパクトに保ったね。それから選手たちは後半に素晴らしいプレーをした。良いサッカーだったよ。最後の失点は避けることができたはずだがね」

「最初はワイドにプレーすることができず、ボール回しに苦労した。後半はシステムを代えて、それを生かすことができたね。バカンスの後の試合は少し不思議なものなんだ。それに、ウチはほぼすべてのセンターバックを欠いていた。(マッティア・)デ・シリオがその位置でプレーしたんだ。彼は価値ある選手であることを示したね」

「3位の座がより近くなった? 今日は素晴らしい勝利だった。だが、連勝できなければ、すべてがもっと難しくなる。次はコッパ・イタリアでユヴェントスとの非常に難しい試合だ」

FWボージャン・クルキッチが途中出場したことで試合が変わったが、アッレグリ監督は次のように続けている。

「ボージャンはうまくサッカーができる選手だ。試合を変えてくれる選手のというのがいるんだよ。後半は両チームが間延びしていたから、テクニックのある選手がより活躍できた。(ケヴィン=プリンス・)ボアテングは代えのきかない選手? 今日の彼は後半が素晴らしかったね。肉体的・技術的に素晴らしいクオリティーを持っているし、スペースがあって囲まれなければ、より力を発揮できる。全員がそうやって仕事すれば、なかなか失点しないはずだ」

アッレグリ監督はメルカートについて聞かれると、「それについて話すほど明確ではないと思う。明日からできるかもしれないが…。ロビーニョ? 彼はミランに残る」と答えている。