ソウル中央地裁、TABLOの学歴詐称疑惑を提起した被告人8人全員の控訴を棄却

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Epik HighのメンバーTABLOの学歴詐称疑惑を提起し、持続的にデマを流した疑いで起訴されたタジンヨ(「TABLOに真実を求める」の意)メンバー8人の控訴がいずれも棄却された。

ソウル中央地裁刑事控訴2部(部長判事:パク・グァングン)は10日午前9時50分、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反の疑い(虚偽事実流布による名誉毀損および侮辱)で起訴されたタジンヨメンバー8人に対する控訴審を行った。同日の裁判には、8人の被告人全員が参加した。

同日パク部長判事は、5日の裁判当時大腸ガンの手術で参加できなかったキムさんを含め、在宅起訴になった5人の控訴を棄却すると明かした後、タジンヨの意図が不純な上、その方法が浅はかで深刻な被害があった。また、被害者の厳罰意志が維持されている」と控訴を棄却した理由を明らかにした。

引き続き「いじめや悪質な書き込みによる類似の犯罪が再発することを防ぐため、一罰百戒着にする必要がある。誰でも一度ぐらいは誤ることはあるが、これを教訓に生まれ変わらなければならない」と付け加えた。

パク部長判事は、10ヶ月の実刑を言い渡したパクさんに対しては、アトピー性皮膚炎を患っているためひとりで拘置所生活をすることは難しいと判断し、タジンヨメンバーの中で唯一原審を覆し、懲役10ヶ月に執行猶予2年を宣告し、保護観察2年、社会奉仕200時間を命じた。

これに先立ち、ソウル中央地方裁判所は7月にタジンヨメンバー10人の中でパクさんを含めた3人に懲役10ヶ月の実刑を言い渡した。その後、一部のタジンヨ会員は裁判所の1審判決に不服して控訴状を提出した。実刑を言い渡されたタジンヨメンバーは、反省文を提出しながら善処を訴えてきた。

TABLOは、2010年米スタンフォード大学の学位取得に対する詐称疑惑が提起されたことで数多くの悪質なコメントとデマに苦しんだ。その後、ネット上にタジンヨカフェが開設され、TABLOの精神的苦痛はますます大きくなり、結局2010年8月にタジンヨメンバーを名誉毀損の疑いで告訴した。