スーパー耐久 岡山戦と併催された全日本F3選手権の第9戦と第10戦。



今年のF3はとんでもないルーキーがシリーズをリードしています。



若干18歳の平川 亮選手


今年F3にデビューしてから岡山での2戦を含めて10戦7勝7ポール!文句なしのポイントリーダーです。それも2位にダブルスコア以上の差!



経歴を調べてみると13歳でカートレースにデビュー、16歳でスーパーFJ岡山チャンピオン、17歳でF4西日本チャンピオン。そして今年が全日本F3選手権のチャンピオンに王手をかけているというとんでもない天才です。



チームの期待度もかなり高いようで、レースクイーンも2名体制。レースクイーンがいないチームがほとんどなのに。



2戦行われた岡山では第9戦が優勝、第10戦が2位という成績。しかし第10戦の2位も戦い方を見ればかなりクレバーなレース運びをしています。トップが逃げ切ろうと必死に走っているところを、平川選手は淡々と周回を重ね、後半、トップのタイヤがタレてきたところで追いつこうという作戦。優勝はなかったものの、当初5秒以上あったタイム差がゴールをしてみれば1秒以下。若さだけでがむしゃらに走るタイプではなく、頭も使ってレースをする驚きのルーキーです。


近いうちに絶対にF1まで行っちゃうような気がする平川選手は、今から絶対の要注目!


(北森涼介)