ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が、インテルFWアントニオ・カッサーノの発言に対して自らを擁護した。26日のサンプドリア戦を前に、『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じたガッリアーニ代表取締役は、カッサーノの件について話したくないとしたものの、その後次のように語った。

「選手からこのようなことを言われるのは、私にとって初めてのことだ。だが、彼にほかの機会は与えたくない。これが最後であることを願っているよ。これだけ言っておこう。約束をしたのであれば、私はそれを守ったはずだ。私は契約を延長すると約束してはいない。2011年の時点で2014年までの契約だったら、なおさら延長するつもりなどないよ」

一方、ガッリアーニ代表取締役はマーケットについて、このように話している。

「(レアル・マドリーMF)カカーをめぐる状況は明確だ。レアルは完全放出を望んでいる。そして、我々はレンタルでの獲得を望んでいる。彼らが考えを変えれば、マドリッドに向かうだろう。そうじゃなければ、何もないだろうね」

「ほかのオペレーション? 我々には5人のセンターバックと、4人のサイドの選手がいる。完全にカバーできているよ」