インテルのマッシモ・モラッティ会長が1日、中国鉄建の社長と会談した。6月にも北京で会っていたが、同社との合意に達する条件を検討するために話し合っている。そして、インテルは同日、中国鉄建がインテルの株式を取得することで合意したことを発表した。

インテルの発表では、モラッティ家がクラブ経営を続け、中国鉄建は2番目の大株主となる。この合意により、インテルの取締役会には中国から数名が加わることになる。また、2017年までの新スタジアム建設についても協力関係のスタートが発表された。今後、適切な地域とプロジェクトチームが決められ、建設許可の申請手続きが進められる予定となっている。

新たな投資を続けるためには収入を増やさなければいけないとするファイナンシャルフェアプレーに即したオペレーションだ。合意には、アジアにおけるインテルブランドの促進も見込まれるだろう。モラッティ会長は次のように喜びを表している。

「この合意は非常にうれしく思っている。新スタジアム建設は以前から頭にあったプロジェクトだったし、それが具体的なものになり得るのだからね」

この新たな信頼と資産の注入が、マーケットの目標へと近づくことになるのだろうか?

「ルーカス? 我々は強く選手に働きかけているが、どんな条件でも受け入れるというわけではない」