リーガ・エスパニョーラ最終節が13日に行われ、マラガがホームでスポルティング・ヒホンを1−0で下して4位となり、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

 前節まで5位アトレティコ・マドリードに勝ち点2差をつけていたため、勝利すれば4位が確定となるマラガは前半を無得点で終えるが、後半開始早々の49分、サンティ・カソルラのコーナーキックをホセ・サロモン・ロンドンが頭で合わせて先制。このまま最後までこの1点を守り切り、勝ち点を58に伸ばしてチャンピオンズリーグ出場圏内の4位の座を確保した。

 5位A・マドリードはアウェーでのビジャレアル戦に臨み、88分のラダメル・ファルカオの得点で1−0と勝利。勝ち点56としたがマラガとの勝ち点差は変わらず5位となり、来シーズンも先日2度目の優勝を飾ったヨーロッパリーグへ出場することになった。

 また、マラガ、A・マドリードに敗れた両チームの2部降格も合わせて決まった。ヒホンは2007−08シーズン以来の2部降格。ビジャレアルは2000−01シーズンに1部昇格して以降、躍進を遂げ2005−06シーズンにはチャンピオンズリーグベスト4に進出、2007−08シーズンはリーガ2位に輝くなど強豪チームの仲間入りを果たし、今シーズンもCLに参戦していたが、まさかの2部降格となってしまった。