【ベネズエラ大統領選】民主主義の復活を求めるカプリレス氏の挑戦

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野党連合の予備選の結果

ベネズエラの野党連合「民主統一会議」(Mesa de la Unidad Democratica;MUD)は、12日、10月に行われる大統領選で現職チャベス大統領に対抗するための候補としてミランダ州のエンリケ・カプリレス・ラドンスキー知事(39)を選出した。独シュピーゲル誌オンライン版が13日、報じた。

弁護士でありPrimero Justicia党(正義第一の意)の政治家カプリレス知事は、5人の野党候補者の中で争われた予備選で、選挙管理委員会のデータによると、約60%の投票率を得て勝利した。2番手のパブロ・ペレス、スリア州知事に30%以上の大差をつけた。

この野党予備選には、有権者の15.8%に当たる290万人が投票し、投票結果は、95%の開票率の段階に基づいている。

Image:adri021

民主主義の復活を目指して結束

1999年から12年間君臨している社会主義者のウゴ・チャベス大統領は、10月7日の大統領選で2回目の再選を果たしたいところだ。しかし、野党連合がカプリレス氏を中心に結束すれば、チャベス大統領にとって厳しい選挙になるかもしれない。

カプリレス氏は、国際的に強くなるようにベネズエラを再び民主主義に方向転換し、高い犯罪率を減らし、学校教育制度の強化を図る方針である。さらに、チャベス大統領が始めた国営化を廃止し、観光の促進を図るつもりである。

2番手のペレス氏は、カプリレス氏に
「私は、あなたの味方です。あなたは、次のベネズエラ大統領になるでしょう。」

と、祝福の言葉を述べた。

▼外部リンク

シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/ausland/0,1518,814850,00.html

フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/ausland/wahlen-venezuela-capriles-herausforderer-von-chvez_aid_713434.html

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