マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリやナポリMFマレク・ハムシクの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が、『ラジオCRC』のインタビューで、1月のマーケットについて話している。

「修正のためのマーケットというより、目標を達成したいクラブのためのマーケットだと思う。チャンピオンズリーグやUEFAカップ(ヨーロッパリーグ)出場圏内にとどまりたいチームが不安を抱いているんだ。イタリアではクラブが生き残る上でテレビ放映権が重要であり、各クラブの会長が1月にさらなる努力をしようとしている。それは明らかだ。目標を達成できない不安があるから、マーケットで投資するんだよ」

「バロテッリについては、毎日下らない話が大げさになって驚くよ。バロテッリがマンチェスターの家から追い出されたというのは事実じゃない。法的理由から我々が契約を破棄したんだ。昨日はバロテッリのことで私がインテル、ミランと交渉していると報じられた。だが、こういう話はまったく事実ではない」

「ハムシクの未来? 法的なことはすべて(代理人の)ベングロスがやっているから、私があまり話すことはない。ただ、マレクが契約を延長するなら、ナポリから出て行くつもりがないということは確かだろう」

「(エセキエル・)ラベッシがインテルに? ナポリとインテルは良好な関係にあり、それは(ゴラン・)パンデフの移籍が示している。インテルはフレッシュな力を加えたがっていると思うよ。ラベッシはイタリアでその力を示してきた。選手が一定のパフォーマンスを見せれば、ビッグクラブにとって重要な存在となるものだ」

なお、サンパウロMFルーカスのインテル移籍は、少なくとも来年まで不可能なようだ。同選手はクラブの公式サイトのインタビューで、現時点でブラジルを離れるつもりがないことを明言している。

「僕らは強いチームで、補強によってさらに良いチームになるだろう。サポーターには、さらにモチベーションを感じ、もっと陽気で、プレーへの意欲を感じているルーカスを見てもらえるはずだよ。2011年はタイトルを獲得できなかった。でも、今年は実現できるはずだ」