東京都千代田区の靖国神社で26日、放火事件があった。事件発生後、ある中国人男性が韓国のある報道機関に電話して「私が靖国神社に火をつけた」と主張したことが明らかになった。韓国メディアが29日に報じた。

 30代とみられるこの中国人は「祖母が太平洋戦争当時、日本軍の従軍慰安婦だったが、日本政府が謝罪しないため放火した」と理由を語った。また火をつけた場所や過程などについても詳しく説明したという。犯行後には、直ちに韓国へ移動して、あるホテルに泊まっているが、今は連絡が取れないと伝えられている。

 靖国神社放火事件前、ネット上で「在日コリアンの苦情」を訴えるあるユーザーの「靖国神社を放火してやろう」といった書き込みがあり、日本では放火予告があった可能性が報じられた。これに関して、韓国メディアは「在日韓国人の関与が疑われている」と伝えていた。(編集担当:永井武)