10月1日のセリエA第6節で、ナポリはインテルと敵地で対戦する。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は29日、インテル戦について次のように語った。

「サン・シーロのタブー? 我々は17年間、インテルホームで勝っていない。私にとって17はラッキーナンバーなんだ。ただ、試合の予想はしない。とにかく、興奮する一戦になるだろうね」

「ビッグクラブと対戦するときの我々は素晴らしいんだ。カンピオーネたちとの対戦で興奮するし、プロヴィンチャ(中小チーム)とやるときよりもスペースを見つけられるからね。(マレク・)ハムシクとポチョ(エセキエル・ラベッシ)、戻ってきた(クリスティアン・)マッジョに期待しているよ」

FWエディンソン・カバーニは欠場となるが、デ・ラウレンティス会長は心配していないようだ。同会長はこのように続けている。

「まったくケガがなかったから、エディはゴムなのかと思っていたよ。だが残念なことに、今回は出られない。彼はファイターだし、この一戦をどれだけ大切に思っていたかを知っているから、私も残念だ。だが、(ゴラン・)パンデフに期待しているよ。インテル相手のリベンジを望んでいるだろう」

デ・ラウレンティス会長とインテルのマッシモ・モラッティ会長は友好関係にある。モラッティ会長は先日、チャンピオンズリーグ(CL)でナポリを応援したと明かしていた。デ・ラウレンティス会長も「私もすべてのイタリア勢に親近感を覚えている。もちろん、インテルとCLファイナルを戦えたら最高だね」と返している。

過密日程の影響が感じられ、ナポリの医務室はケガ人があふれている状態だ。

「(ミゲル・)ブリートス、(マルコ・)ドナデル、(ブレリム・)ジェマイリについては、まだその価値を見せてもらえていないね。代表ウィーク明けに戻ってくることを願おう。数日の間にたくさんの試合をすることで、こういうアクシデントが起こり得る。だから、リーグ戦も拮抗するんだ。欧州での戦いは、いわゆるビッグクラブのエネルギーを消耗させるからね」