中田英寿氏が日本への支援をアピール「僕だからこそできることを」
元日本代表MFの中田英寿氏が15日、中国最大級のポータルサイト『sina』のライブチャットに出演し、東北地方太平洋沖地震について見解を述べた。
地震発生当時、香港に滞在していた中田氏は、地震のニュースを知って非常に心を痛めたと話している。
「地震の知らせを聞いた後、ホテルに戻って映像を確認し、言葉を失った。すぐに自分の両親や友人に連絡を取った」
「やっぱり、こんなときだからこそ、みんなが一つになって何かをやっていくこと、前に進んでいくことが必要だと思うし、みんなその気持ちを持っていると思う」
「地震が起きた後に津波が来て、原発の問題があって、今も何かが起こっている。できることなら、今すぐにでも現場に行って何かできることをやりたい。でも、実際に今僕がそこに行ってもできることは少ない。ただ、僕だからこそできることが何かあると思う」
中田氏は、海外の選手からも連絡が届いていることを明かし、スポーツ選手やアーティストなど影響力の強い人間が行動を起こすべきだと話している。
「僕たちスポーツ選手はもちろん、俳優や歌手の人たちは社会に対する影響力を持っていると思う。こんな状況だからこそ、みんなで集まってイベントをしたりして、みんなを勇気づけたり、何かしらの援助をしていきたい」
「実際に海外のサッカー選手からは協力の連絡をいくつももらっている。ヨーロッパは5月にシーズンが終わるので、その辺りで試合ができたらいいなと思っている」
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