歴史的なターニングポイントとなるかもしれない。いずれにしても、センセーショナルなニュースだ。

ローマのクラブ売却を目指す『ウニクレディト』と『ロスシルド』、ロゼッラ・センシ現会長を筆頭とする『ローマ2000』は3日、トーマス・ディベネデット氏(と『ディベネデットASローマLLC』)からのオファーこそがクラブの未来だと選んだ。アメリカからのオファーがほかの4つのオファーと比べ、最も適切で最も競争力があるという。

これはまだ正式なクラブ売却ではないが、遅くても1週間後には、銀行が求める詳細がアメリカから送られてくるだろう。そうなれば、ローマの売却に向け、『ディベネデット』と銀行の交渉が正式にスタートする。

『ウニクレディト』は3日朝、ローマ買収オファーが5つ届いていることを発表した。そして同日午後、「『イタルペトローリ』は『ディベネデット』側に対し、オファーに関するさらなる情報を提示するよう求めた」と発表。「これらは数日以内に行われると見られ、そうなれば最終的な条件に関する独占的交渉の時期と方法を近いうちに決められるだろう」と明かした。

そして『ディベネデット』側からも、メンバーの一人であるジュリアン・モブセシアン氏が、「我々が選ばれた。2週間以内に誇り高きオーナーになるかもしれない」とコメント。「我々は詳細に関して働いている。私はとても楽観的だよ」と続けている。