元ブラジル代表FWロナウドが、パイプカットをしたことを明らかにした。同選手はブラジル『フォーリャ・デ・サンパウロ』に対し、「子供製造所は閉じた」と話している。

フェノーメノ(ロナウドの愛称。怪物の意)にはミレーネ・ドミンゲスさんとの間にもうけた10歳のロナウド君、2004年にレアル・マドリーのジャパンツアーで知り合ったミシェル・ウメズさんとのアレックス君(5歳)、現夫人のビア・アンソニーさんとの間にできたマリア・ソフィアちゃん(2歳)とマリア・アリーチェちゃん(9カ月)と、計4人の子供がいる。

興味深いのは、ロナウド君とマリア・アリーチェちゃんがともに4月6日生まれであることだ。アレックス君も4月8日生まれ。ロナウドがアレックス君を認知したのは、日系ブラジル人であるミシェルさん(日本ではバーの店員だった)が裁判所からロナウドを父と認めてもらった今年になってからだった。

ロナウドは『フォーリャ・デ・サンパウロ』の中で、ミシェルさんとの子供について次のように話している。

「この数年一緒じゃなかったのは残念だけど、ミシェルは僕に何も知らせず、直接裁判所へ行ったんだ。そして判決が出るまでが遅かった。それで(アレックス君と)今になって知り合うことになったんだ。息子はごく自然な形で僕の家族の一員となったし、家族はさらに大きくなった。ただ、もう十分だ。だから、僕は製造所を閉じることに決めたんだよ」

なお、同じブラジルのペレ氏も以前に同様の手術をしたが、その後これを後悔している。2人目の夫人との間に子供をもうけるのに、ペレ氏は人工授精をすることとなった。ただしそのおかげで、ペレ氏は双子をもうけている。