あと数カ月も経てば、チェルシーの選手たちは本拠地「スタンフォード・ブリッジ」を出ることなく、ピッチからそのままナイトクラブへと直接遊びに行くことができるようになるかもしれない。チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏が、テレビつきのゲスト用プライベートルームがあるクラブを、スタジアムにつくろうとしているというのだ。

雑誌『ビルディング』が報じたところによると、工事はすでに進んでおり、12月までに完成するのではないかという。もちろん、このクラブをつくる上で、リッチなロシア人オーナーは金に糸目をつけていない。入口には高さ4メートルの“セット”もあると言われ、費用は最終的に2000万ポンド(約26億7000万円)ではないかとのこと。ある情報源は「中二階で完全な密閉空間となるだろう。でも、400〜500人が入れるはずだ」と話している。

どうやら、アブラモビッチ・オーナーは最近、アメリカでバカンスを過ごしている間に、ナイトクラブに魅入られたようだ。そして、個人的な自らの楽しみのため、そしてプライベートなパーティーをする場所として空間を貸しだすために、ナイトクラブをつくることに決めたと言われている。