シンシナチ・レッズのリリーフ投手アロルディス・チャップマンが、24日の対サンディエゴ・パドレス戦で球速105マイル(およそ168.9キロ)を記録した(9月25日付公式HP)。

 チャップマンは1点リードされた7回2アウトから登板した。初の対戦となったパドレスの長距離打者エイドリアン・ゴンザレスに対し、チャップマンは102マイル(およそ164.2キロ)、102マイル、103マイル(およそ165.8キロ)を投げ、三振にしとめた。

 8回にはトニー・グウィンに対して104マイル(およそ167.4キロ)を2度、105マイルを1度記録。最後は102マイルで見逃しの三振にうちとった。

 チャップマンは1⅓回を投げ、1四球を出したが、安打は許さなかった。投げた25球中、すべてが100マイル以上に達した。また、メジャー昇格後に投げた159球のうち、74球が100マイル以上となっている。今季、チャップマンはマイナーで105マイルを出したと伝えられているが、メジャーでは80年代にレーダーガンが導入されてから、105マイルを記録したのは初めて。