マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリがイタリア『ディージェイ・フットボール・クラブ』のインタビューで、昨季の指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督(現レアル・マドリー)と、セリエAにデビューしたときの指揮官で、現在はマンCでも一緒のロベルト・マンチーニ監督について、次のように語った。

「モウリーニョ監督から連絡があったか? シティに行く前にあったよ。レアル・マドリー移籍を求められたかって? それは彼に聞いてくれよ。一度、『これだけ強いなら、20分だけでも役立つな』と言われたことがある。人としては、それぞれ見方があるけど、監督としての彼とマンチーニは、2人ともナンバーワンだよ」

一方、サンプドリアFWアントニオ・カッサーノが、かつての過ちで6、7年を失ってしまったと言ったことについては、「オレは何も失っていないよ。間違いない。自分のイメージを損ねるようなことは何度かしたかもしれないけど、キャリアをぶち壊しにするようなことはなかったと思う。そんなことは誰もできないよ。オレは素晴らしいキャリアにしたいと思っている」と話している。

また、元チームメートであるミランFWズラタン・イブラヒモビッチが、名将アッリーゴ・サッキ氏と口論したことについて、バロテッリは「サッキは良い人だと思ったよ。イブラと何があったかは知らない。イブラがあれだけ怒っているということは、何かしらの理由があったんだろう。オレにとって彼はファンタスティックだよ」とコメントした。

さらに、昨季のコッパ・イタリア決勝で自身を蹴りつけ、騒動となったローマFWフランチェスコ・トッティに関しては、「オレが試合中、ちょっとガキみたいなことをやっているなって言ったから、彼はオレを蹴ってきた。すべて解決したか? 彼は偉大なカンピオーネ(最高の選手)で、尊敬している。今回は彼が間違った。でも、イタリアサッカーのシンボルであることに変わりはない」と続けている。