ラツィオがMFクリスティアン・レデスマと契約を延長することで合意した。ラツィオのロティート会長は23日、同選手と代理人のディッポリート氏と会談し、両社は2015年までの新契約を結ぶことで合意した。年俸は120万ユーロ(約1億3000万円)弱にボーナスが加わる形。1000万ユーロ(約10億7000万円)前後の違約金条項が設定されることになっている。

レデスマは同日、自らの公式サイト上で、「サインに至った。夢が実現したよ」とコメント。1年前から続いた契約延長問題に終止符が打たれたことについて、ロティート会長は「特にコメントすることはない。レデスマは契約を延長した。当然、我々全員が満足している。これで新しいプロジェクトとともに前進していくよ」と話している。

なお、ラツィオのターレSD(スポーツディレクター)は同日、マンチェスター・シティFWロケ・サンタクルスの獲得交渉をまとめるためにマンチェスター入りしている。200万ユーロ(約2億2000万円)のレンタル移籍になると見られ、600万ユーロ(約6億4000万円)での買い取りオプションがつけられるようだ。両クラブはすでに合意に至っているが、サンタクルス本人を説得する必要がある(サラリーの一部はマンCが負担する見込み)。

一方、ナポリはFWクリスティアーノ・ルカレッリを獲得したのに続き、バイエルン・ミュンヘンMFホセ・ソサの獲得にも迫っている。FWエセキエル・ラベッシの親友でもある同選手は、250万ユーロ(約2億7000万円)でナポリに移籍する見込みだ。バイエルンのルンメニゲ会長は「契約延長まで彼を残すのは無意味だろう」と話しており、近いうちに正式発表に至ると見られる。