2010-11シーズンのイタリアの最初のトロフィーは、ミラノのサン・シーロで授与されることとなった。インテルとローマによるイタリア・スーパーカップが8月21日、サン・シーロで開催されることとなったのだ。セリエAのマウリツィオ・ベレッタ会長が1日、記者会見で明らかにした。

1988年から始まったイタリア・スーパーカップだが、23回のうちサン・シーロで開催されるのは11回目。去年は北京で行われ、ラツィオがインテルを相手に金星を挙げている。今年、インテルはリーグ戦とコッパ・イタリアを制しており、ローマはコッパ・イタリアのファイナリストとして、スーパーカップの対戦相手ととなった。

ルール上は、リーグ戦優勝チームのホームでトロフィーが授与されることとなっている。インテルとローマがスーパーカップで対戦するのは4回目。過去3回の対戦は、すべてサン・シーロで行われ、インテルが2勝している。ただし、90分間で決着がついたことはない。一方、ローマは2007年、MFダニエレ・デ・ロッシのゴールで勝利を手にしている。

インテルがスーパーカップを戦うのはこれが8度目で、合計4度の優勝を記録している(前述の2回以外は1989年と2005年)。ローマは6度目のスーパーカップで、優勝したのは前述の2007年に加え、2001年の計2回。

インテルはイタリア・スーパーカップを終えてから、8月27日にアトレティコ・マドリーとの欧州スーパーカップを戦う。その翌日となる28日、セリエAの10/11シーズンが開幕する予定だ。