リーガ第37節、R・マドリーは、ホームで今シーズンの最終ゲームを戦った。相手はアスレティック・ビルバオ。バルサのリーガ制覇を阻止するためには勝つしかない状況だったが、しっかりと5得点を挙げ、5−1の勝利を収めた。

　優勝争い以外でこの試合で注目されたのが、R・マドリーとしてサンティアゴ・ベルナベウで最後のプレーとなったグティである。トルコのガラタサライへの移籍が確実視されているグティは、このリーガタイトルが掛かった大事な試合でキャプテンとしてスタメン出場。得意のキラーパスでチームを引っ張った。

　試合終了後、14年間プレーしたサンティアゴ・ベルナベウに別れを告げたグティ。一度はロッカールームに引き上げたが、再びピッチに登場。スタンドのサポーターに最後の挨拶をした。次の対マラガ戦でリーガ最終戦となるグティ。R・マドリーの黄金時代を築いたベテランがまた一人リーガを去って行く。

（スペイン通信）