ユヴェントス戦の勝利はすでに過去のものとし、インテルは本拠地サン・シーロで行われるバルセロナとのチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグに向け、17日からアッピアーノ・ジェンティーレでトレーニングを再開した。

ただ、シーズンを決める価値を持つバルセロナとの試合について考える前に、インテルの意識は再びリーグ戦へと向かうことになる。18日に行われるローマとラツィオのダービーマッチを、インテルはソファーに座って観戦するだろう。ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチームは、ラツィオのことを応援している。それは誰も隠していない。再びローマを抜いて首位に立ち、すっかりした頭でバルセロナ戦を迎えるためだ。

一方で、モウリーニョ監督はリオネル・メッシらとの対戦に向け、選手たちのコンディションをチェックしている。ユヴェントス戦と同じ先発メンバーになるかもしれないが、まだ２つ疑問点があるようだ。最近の試合であまり輝いていないゴラン・パンデフは、ベンチスタートとなるかもしれない。代わりに出場するのはマリオ・バロテッリだ。中盤ではチアゴ・モッタとデヤン・スタンコビッチがポジションを争っており、ユヴェントス戦のように両選手を入れ替える可能性もある。