15日の記者会見で、イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』の記者とのいさかいについて語ったインテルのジョゼ・モウリーニョ監督。クラブを率いるマッシモ・モラッティ会長との関係悪化も報じられるなか、同監督は次のようにクラブとの問題はないと話した。

「選手が私の立場になったら、私が処罰するかどうかは分からない。決めるのはクラブだ。選手たちに対してそうするのであれば、指揮官に対しても同じだろう。私とクラブの関係? 幸いなことに、問題がある。なぜなら、問題があり、無理解を解決することによって、関係は良くなるからだ」

「モラッティ会長が謝罪? 彼は彼がやるべきこと、正しいと思うことをする。昨日は彼と一緒だったが、我々の間に問題はなかったと思う。クラブからの処分は受け入れるよ。指揮官はこういう表現を使ってはいけないんだからね。スポーツ面に関しては、これが影響するのはバカげていると思う」

「今回の件までは、メディアとの関係について文句を言うようなことはなかった。今回が初めてのことで、こういうことがあるのは最後になることを願っている。私の振る舞いは以前から変わっていない。チャンピオンズリーグのときにUEFAの関係者と話をしたが、インテルの監督のように、どんな条件でも国内外のメディアと働く監督は32人の中でほかにいないと言われた。私は話すべきメディアと話をした。試合を放送していたイタリアのテレビのほかに、国外のテレビ局5つと話しているんだ」