29日のセリエA第14節で、フィオレンティーナは首位インテルに敵地で0−1と敗れている。チェザーレ・プランデッリ監督は試合後、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)・バルセロナ戦で敗れていたインテルが、怒りをもってこの試合に臨んでいたと話している。

「インテルは気迫に満ちており、怒っていた。これほど重いピッチで、インテルのような素晴らしいチームを相手にすれば、グラウンダーのボールでプレーすることが難しいということを、我々は理解していなければいけなかった。フィジカルが大きく影響したね」

「我々はチーム間の距離を縮め、高い位置からプレスをかけなければいけなかった。だが、相手は最高のインテルだったんだ。彼らは素晴らしいパーソナリティーとテクニック、そしてフィジカルを持っているチームだよ」

「たくさんのケガ人がいて、歯を食いしばることを求められると、難しくなるものだ。我々は精神面で、CLの試合で多くを費やしていた。回復するには、このリズムに十分に慣れなければいけない」

一方で、プランデッリ監督は「ウチの選手たちにこれ以上何を求められるだろうか」とコメント。これまでの選手たちの戦いに満足感を示し、「今季のリーグ戦は難しくなるだろう。10チームがCL出場権を争うだろうね」と続けた。