インテルFWサミュエル・エトーが、カメルーン代表の試合で足を負傷したことが分かった。骨折はないとのことで安心されているが、打撲の痛みは続いており、17日のジェノア戦に出場できるかは分からない。インテルはFWディエゴ・ミリートもケガで欠いているため、ジョゼ・モウリーニョ監督はエトーを起用するリスクを冒すか、ダビド・スアソを起用するかで悩んでいる。

インテルはミッドウィークにチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節を迎えるが、ディナモ・キエフとの一戦にFWマリオ・バロテッリは出場できない。前節ルビン・カザン戦で退場となった同選手は出場停止だからだ。そのため、ミリートとバロテッリに加え、エトーまでいなくなっては大きな問題となる。

いずれにしても、今後のトレーニングによって決定が下されるが、エトーが無理に練習をすることはないだろう。ジェノア戦で痛みを感じずにプレーできるなら良いが、そうでなければディナモ戦に備え、回復に専念することとなる。

一方、インテルのキャプテンを務めるMFハビエル・サネッティは、『インテル・チャンネル』でジェノア戦とディナモ戦について、次のようにコメントしている。

「2つの難しい試合が待ちうけている。ホームのファンを前にしたジェノアと戦うことが、決して簡単じゃないということは、僕らも分かっているよ。でも、うまくやって、首位を維持したいと願っている」

「その次は、ディナモ・キエフ戦だ。CLの大事な試合で、ホームのファンと再会することになる。僕らは勝たなければいけないし、サポーターたちが手を貸してくれると確信しているよ。火曜の試合では、サン・シーロでみんなを待っている」