バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチがクラブの雑誌に対し、古巣インテルに厳しいコメントを突きつけた。同選手はインテルとバルセロナの違いについて、次のように語ったのだ。

「違いをつくれる選手たちがあまりおらず、そのうちの一人が調子を崩せば、試合は難しくなっていた。だがバルセロナでは、誰かが外れたとしても、別の選手たちが違いをつくり、オレたちは勝っている。これが、バルセロナを強いチームにさせているんだ」

一方で、イブラヒモビッチは自身と入れ替わる形でインテルへ移籍したFWサミュエル・エトーについて、「彼はここでとてもうまくやったし、彼がやってきたことについて、オレは大きな敬意を払っている。素晴らしい選手だよ。でも、彼のポジションを取ったことでプレッシャーがあるわけじゃない。その逆で、刺激になったよ。ただし、オレたちは非常に異なる選手だから、比較することはできないけどね」と述べ、バルサで大きな功績を残したエトーの影に怯えることなどないと強調した。

さらに、イブラヒモビッチは「2番や3番には興味がない。オレにとっては、一番下になることと同じなんだ。できるだけ多くのトロフィーを獲得するために、オレはバルサに来たんだよ」と続け、ペップ・グアルディオラ監督に対しては、次のように大きな賛辞を送っている。

「やりやすくさせてくれる監督だ。自分に何を期待しているのか、明確に説明してくれる。でも、話し合うことに対してもオープンなんだ。それに、面と向かってしゃべってくれる。彼のような指揮官とは、意見が合うんだよ。彼はオレのように、勝者のメンタリティーを持っている。美しいサッカーを通じて成功を求めているんだ。最高だよ」