松本零士、杏

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 「銀河鉄道999」第1作劇場公開30周年を迎えるにあたり、劇場版第1作HDリマスター版を上映する「銀河鉄道999映画祭」。4日、東京・新宿バルト9にてスペシャルイベントが開催され、メーテルのコスプレをしたモデルの杏、原作の松本零士、声優の野沢雅子、池田昌子、タケカワユキヒデらが登壇した。

 映画祭の開催を記念して、松本先生の自宅より最も近いシネコン「T・ジョイ大泉」の“無期限鑑賞パス”が杏よりプレゼントされた。劇中のシーンに、鉄郎が無期限パスに名前を記入するシーンがあることにちなみ、プレゼントされた無期限パスに、松本が名前を書き込む一幕も。杏は「松本先生や、銀河鉄道999の大ファンの皆様の前でこのような格好をさせて頂くのは大変恐縮です。私自身も999そしてメーテルのファンですので、とても嬉しいです」と笑顔で挨拶し、その美しさに会場からは大きな拍手が贈られた。

 その後の声優陣によるトークショーでは、印象に残っているシーンについて話が及んだ。ファン投票でも1位であった、「鉄郎とメーテルの別れのシーン」について鉄郎役の野沢は「収録の日まで結末を知らず、何で別れなきゃいけないんだと、先生を恨みたいほどショックだった」と語り、メーテル役の池田は、「『さよなら』を言うシーンがどうしても辛くて泣いてしまい、何度も録り直しました。忘れられないシーンです」と2人にとっても感慨深いシーンだったようだ。

 最後に、主題歌を担当したタケカワユキヒデが登場。「いつもは1番を日本語、2番を英語の歌詞で歌うのですが、今日はがんばって両方日本語で歌うので、みなさんも口ずさんでください」と「The Galaxy Express 999」を熱唱。イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

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