不況で変化!女子が愛する“アイス事情”

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帰宅後、入浴後、休みの日など、ちょっとした時間に食べたいアイスクリーム。不安定な社会で外食を抑える傾向が強まるなか、“手軽にごほうび気分”が味わえるアイスクリームの消費がのびてきている。しかし、消費者の“傾向”も昨年から変化してきているという。5/9の「アイスの日」に向けて社団法人 日本アイスクリーム協会が行った意識調査では、女性のアイス事情が変化、“出費をおさえつつたくさん食べたい”という傾向が強まっていることが分かった。

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まずはアイスを食べる頻度が増加傾向に。こちらは「月に2、3回」と答えた人がもっとも多く37.2%だが、「週1回以上」と答えた人が、前年よりも約5%増え31.2%と1位に迫る勢いを見せた。つまり約7割の女性が月2、3回以上はアイスを食べていることが判明。

食べる頻度と共に買う頻度も増加し、24.0%の人が週1回以上アイスを買うと回答した。この数値は前年より9%もアップ。購入場所はスーパーが60.0%ともっとも多く、コンビニは32.8%にとどまった。男性は過半数が購入場所にコンビニを選んでいるのに比べ、女性は買い物のついでにアイスを買う、少しでも安売りのあるスーパーで買うなど、より現実的に購入先を選択しているという結果に。

おもしろいのは、昨年より食べる回数は増えているのに、購入金額は減っている点。「手頃なアイスをたくさんたべたい」という不況下での女子の願いが現れているのだ。1回に購入する金額は「100円〜200円」(30.0%)が多く、ついで「200円〜300円」(23.2%)と価格帯は安め。平均金額は335.9円で、前年と比べると約46円もダウン、景気の動向がアイス購入額にも影響していることが分かった。

今回の意識調査でもアイスの支持率が98.4%と“アイス好き”な日本人。「コールド・ストーン・クリーマリー」や最近上陸したジェラート店「グロム」などが国内で注目を集めることからも伺える。不況で“ちょっぴりガマン!”の傾向が強いが、本当はお財布の中身なんて気にせずに好きなだけ食べたい!というのが女子のホンネなのかも。【東京ウォーカー/白石知沙】

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