セリエA第28節（最終日）が各地で行われた15日、首位インテルはホームでフィオレンティーナと対戦。FWイブラヒモビッチのドッピエッタ（2得点）の活躍もあり、インテルが2−0勝利を収めた。勝ち点を「66」に伸ばしたインテルは、2位ユベントスとの「7」差をキープした。

試合は前半11分にインテルが先制。FWバロテッリのFKからFWイブラヒモビッチが飛び込んでシュート。フィオレンティーナGKが弾いたこぼれ球を、イブラヒモビッチがヘッドで押し込んだ。追加点は後半ロスタイム。約32メートルのFKにキッカーはイブラヒモビッチ。強烈な弾丸FKはクロスバーに当たり、そのままゴールネットを揺らした。

試合終了間際に退場処分となったジョセ・モウリーニョ監督の代理として、試合後のインタビューに応じたジュゼッペ・バレージ第2監督は「ジョセの退場理由は理解できない。彼は退場になるような言動をしていないはずだ。欧州CLの敗退？ユベントスサポーター、ACミランサポーターそして多くのイタリア人が喜んでいることだろう」とコメント。

一方、この日ドッピエッタの活躍をしたイブラヒモビッチは「チームは今日のようなプレーを常に維持しなければならない。今シーズン最大の目標だった欧州CLからの敗退は残念だが、まだイタリア杯と国内リーグ戦が残されている。2つのトロフィー獲得のために、我々は戦い続けなければならない」と語った。