勤務先の大学で博士学生向けのシンポジウムを行いました。ゲストで脳学者の茂木健一郎氏、そしてカリフォルニア大学の中村修二氏にお越しいただきました。中村先生といえば、青色発光ダイオード発明という、ノーベル賞級の実績で世界的な名声を得た学者であり、一方その特許をめぐる200億訴訟等でも有名です。
そんな世界的学者のモチベーションの源は?とお話を伺いました。

私の所属する、大学院博士課程学生向け機構主催のシンポジウムでしたので、私が司会を行いました。その特権を利用し、お聞きしたかったことは2点です。

まず青色発光ダイオードの発明という、歴史的発明に至らしめたエネルギーは何?ということです。そして次にそれに続いて200億訴訟にどうつながるのかということでした。

「ノーベル賞に一番近い日本人」とも呼ばれる中村氏ですが、私は主催者として事務連絡もしなければなりません。どうしよう、もし手抜かりがあって200億どころか200万円訴訟起こされても破産する私。ニョーボ、後はよろしくと遺書と陰腹を切る覚悟で、恐る恐るメールすると・・・
あれ?世界的学者なのに即レス。しかも簡素にして、要を得た、ウチの学生に学ばせたい、とてもまとまりのあるビジネスメールが即座に反って来ます。

私の周囲は、私「以外」もの凄く偉いヒトだらけの環境です。ついこちらも「偉さ」インフレで日頃感覚が麻痺してます。こないだも学会長のことをつい業界用語で、チョーカイ!と呼んじまい、大目玉食らって、廊下に1時間立たされました。46歳なのに。

ウソ話混ぜると何が何だかわからなくなるんで、戻します。
とにかくとても良い方だった訳です、中村先生は。

当日、いろんなところから参集した研究者の皆さんに、さらに有名人ゲストスピーカーというプレッシャーの下、絶対ボケたりとか、熱いオデン食べたりしちゃいけない訳ですよ。だから普通にちゃんと進行やりました。やれば出来る子なんです。


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