メジャー8年間、1296試合で欠場がわずか16試合という脅威的な肉体を持つイチロー。35歳になっても衰えぬ肉体の秘密は一体どこにあるのか?

TBS系列放送「Jスポ」28日放送分では、これまで極秘にされていたイチローのトレーニングを初公開した。マリナーズ本拠地セーフコ・フィールドでトレーニングを積むイチロー。今シーズンは全試合出場を果たした強靭な肉体の秘密はその柔軟性にあり、筋力マシンを使ったトレーニングを公開したイチローの関節は、可動域が驚くほど広く柔軟な筋肉であることが一目で分かる。

さらに驚くべき練習法は240球の投げ込みで、あえて意識を練習に集中させずに分散させている。誰かと話しながら投げ込むことによって、「(疲労が)全然ない。集中させてしまうことによって何かが分泌しなくなってしまう」と話し、独自のトレーニング理論を語った。

「もうやる気満々だから誰よりも(笑)」。WBCの意気込みを語ったイチローは、原監督について「最後に『よし行って来い』と言って欲しい。明るくて優しくて昔から変わらないじゃないですか?そこは王さんと一緒ですよね」と印象を話す。

また、報道されているイチローの4番の可能性について、「その考え方がどうかな。いまでも4番が最高と思っているんでしょ?」と一蹴。「メジャーでも日の丸をつけているつもりでやっているけど、実際に日の丸をつけると全く違う」と日本代表に対する想いを明かした。