メルセデスベンツ、7年以内に石油で動く自動車を全廃予定
イギリスの日刊紙「The Sun(サン)」によると、メルセデスベンツは7年以内に石油で動く自動車を全廃する計画を立てており、理由としては環境に配慮してエコフレンドリーにするためというのもあるが最終的には結局、石油燃料が尽きてしまうため、だそうです。
詳細は以下から。
Mercedes prepare for the future | The Sun |HomePage|Motors|Phil Lanning
この計画によると現在のエンジンを順次、ハイブリッド、電気自動車、そして水素を燃料とするエンジンに変えていく予定になっており、次の10年間の間に開発を行うとのこと。しかしその第一弾は既に今年の10月に売りに出される新しいAおよびBクラスのモデルで「Start/Stop」テクノロジーとして採用されており、この技術を使うと赤信号で止まる度にエンジンが停止、ブレーキペダルから足を上げると再びエンジンが動き出すようになっているとのこと。これによって9%以内の燃料効率改善が期待できるそうです。
現時点でこれらのコンセプトに最も近いのが「F700」となっており、下記のような自動車になっています。
メルセデス・ベンツ「F700」を公開−東京ミッドタウン - 六本木経済新聞
また、2つのレーザースキャナーにより、前方の路面をスキャニングし、凹凸に合わせてサスペンションを制御する機能や、操作スイッチの数を少なくし、ナビゲーションの目的地設定をアバターとの対話を通して行えるなどの機能も備える。
このレーザースキャナーはドアにも設置されており、サイドミラーにも搭載されているとのこと。また、この「アバター」というのはかつて放送されていた「ナイトライダー」のナイト2000(K.I.T.T.)と同じで、ドライバーにあいさつし、音声操作で電話をかけたり、ラジオ局を変更したり、カーナビを操作したりできるそうです。
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