コンビニの深夜営業を禁止すべき40%、禁止すべきでない60%
 livedoor ニュースでは、「コンビニの深夜営業、禁止すべきだと思いますか?」というテーマで世論調査を行いました。

 結果は、40%の人が禁止すべき、60%の人が禁止すべきでないという形となりました。

コンビニ深夜営業禁止? : 今回の調査の背景

 京都市が市内中心部のコンビニエンスストア(以下、コンビニ)の深夜営業を規制することを発表しました。今回の規制は景観への配慮、温暖化ガスの削減を目的としています。
 コンビニの深夜営業規制自体は、すでに長野県軽井沢町で行われていますが、都市部での規制は今回が初めてとなります。今後、京都市の決断にならい規制へ動く自治体も増える可能性があります。
 コンビニの深夜営業については、環境面に加え、騒音やゴミの発生、強盗などの治安面での懸念から規制するべきだという意見がある一方、深夜の時間帯に勤務する人の労働環境悪化やコンビニの深夜勤務者の削減という問題も指摘されています。
 また日本フランチャイズチェーン協会によると、年間約1万3000件ある女性の駆け込みの半数がコンビニの深夜営業時間帯ということから、治安悪化への懸念とは逆に「防犯拠点」としての深夜営業の必要性を示唆する声もあります。
 
コメントでの意見
投票された人の意見を見てみましょう。
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コンビニ深夜営業を禁止すべきでないという人の意見
 まずは60%と多数を占めたコンビニ深夜営業を禁止すべきでないという人意見を見てみましょう。
「今の時代、コンビニがあればたいていのことができます。深夜ならなおさらです(←深夜にしなければならないことはそれほど多くない)。むしろ、コンビニ以外のもの(自販機も含む)を禁止したほうがいいのでは?」、「鉄道、タクシー、テレビ、居酒屋、カラオケ、漫画喫茶、残業等など、すべての経済活動を禁止すべき。そういう覚悟が無いのに、スタイルだけでエコロジーを騙るのは、”偽善”行為であり、はっきり言えば”弱いものいじめ”。」、「企業が自主的に判断すればよい。」、「仮に夜間に閉店しても、コンビニの電力消費の大半を占める保冷ケースの電源を切るのは不可能であり、CO2削減効果は極めて限定的。」、「夜に帰宅する私には、コンビニが閉まってたら帰り道暗いし人気なくなりそうだし…一人暮らし女子の場合、あの灯りが心強かったりするわけで…」、「ついに自民党も、エコと言えば、国民は納得するだろうと、思いはじめたか?」、「ファミレスや牛丼チェーン店はオトガメなしでCO2削減は無理。」といった意見がよせられました。

コンビニ深夜営業を禁止すべき
 一方で40%の人が占めたコンビニ深夜営業を禁止すべきと言う人の意見では、「24時間店が開いてることが、日勤の人が深夜まで仕事するのを常態化させる一因じゃないかという気がしています。夜勤の人には不便かもしれませんが、それは使用者がフォローすべきことかなと。」、「ほんの少しばかりの個人的な利益や利便のために深夜営業はすべきでない。人間の傲慢さが自分たちの環境を壊して行くのです。」、「夏になれば不良のたまり場、深夜の車の往来、賛成の人の自己中意見、元来人は夜は寝ることになっている、そもそも深夜の仕事があるのがどうかしている(公共的なものはは別だが)し、仕事の帰りに不足分の購入、はぁ〜段取り悪すぎ、そんなんで仕事もはかどるのかね。」、「24時間営業のお店が出始めてから治安が悪くなったから。」、「お客さんがほとんどいないのに無駄に営業してる店が多い。」、「安直に「便利だから」といって現状維持を支持している人がこんなに多いことをとても残念に思う。」といった意見がよせられました。

賛成、反対の意見を抜粋してみましたが皆さんはどう思いますか?

エコを理由に深夜営業の利便性を無視することへの反論も多く、エコブームへの厳しい意見もありました。

弊害があるにもかかわらず、深夜営業での限定された利用者への利便性だけで続けることへの問題も指摘されています。

利便性と環境保護と言うだけの視点ではない、もっと地に足をつけた検討と議論が必要なようです。


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