欧州CL決勝トーナメント1回戦（第2レグ）の4試合が行われた4日、ホームにアーセナルを迎えたACミランは0−2の敗戦に終わり、敗退が決まった。
　
　アウエーの第1レグを0−0で終えたACミランは、この日なかなか決定的なチャンスを作れずに苦戦を強いられた。試合終盤まで0―0の均衡が続くも後半39分、ファブレガスのミドルシュートでACミランは先制点を奪われる。ACミランは必死の反撃に出るが、ロスタイムに入りアデバヨールにダメ押しとなる2点目を奪われ試合終了。昨年王者のACミランは決勝トーナメント1回戦で姿を消し、連覇の夢は終わった。

　試合後ACミランのカルロ･アンチェロッティ監督は「彼らは180分間（第1レグ、第2レグ）に渡って試合を支配することに成功した。プレッシャーをかけ続けた彼らが勝利に相応しかった。我々も最後の最後まで戦ったが、リズムを崩した瞬間に得点を奪われてしまった。彼らは中盤で我々にプレッシャーをかけ続け、我々のプレーを封じ込めた点で素晴らしかった。負傷者が続出しており、特にセードルフの不在が大きかった」と冷静に試合を振り返った。

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