注目の三崎×秋山戦では、三崎の逆転勝利に会場大爆発!さいたまが沸き上がった!

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12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催された『Fields やれんのか!大晦日!2007』。2007年04月の『PRIDE.34』を最後に、その全権をUFCオーナー・ロレンゾ・フェティータへと移管。PRIDE FC WORLD WIDEとして生まれ変わった筈が、以降、PRIDE大会の開催が行われることはなく10月に日本事務所は解散した。

「無念――」。やり切れない想いを胸に、残された旧PRIDEスタッフが決起。M-1 GLOBAL、K-1を運営するFEG、DEEPらの協力を得て開催した一夜限りの復活イベントには、27,128人の大観衆が集まった。

大会中には、エメリヤーエンコ・ヒョードルvsチェ・ホンマンの一戦が、急遽、TBS『K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!』番組内で生中継されることとなり、試合順が入れ替わるハプニングもあったが、異常な盛り上がりの中、全8試合の熱戦が繰り広げられた。

この日、ベストバウトとなったのは、第5試合の三崎和雄vs秋山成勲。“ウェルター級王者”vs“HERO'Sライトヘビー級王者”という夢の対決に加え、秋山は昨年末のローション塗布事件以来となる日本復帰戦となる。

大ブーイングの中で入場した秋山は、序盤からプレッシャーを掛け続けるや、6分過ぎに右のフックで三崎からダウンを奪うと追撃のパウンド。しかし、これを凌いだ三崎は、殴り合いの末に左フックで秋山の顎を撃ちぬくと、秋山の起き上がり際に顔面蹴り。再び倒れた秋山にパウンドを落としたところでレフェリーが試合をストップ。割れんばかりの大歓声の中で、三崎が歴史的勝利を挙げた。

また、メインイベントから第6試合へとスライドした、エメリヤーエンコ・ヒョードルvsチェ・ホンマンの一戦は、組み合いからホンマンがヒョードルの上を取る展開でスタート。ホンマンは威力満点のパウンドを落としていくも、ヒョードルは下から絶妙な腕十字を仕掛ける。一度は逃れたホンマンだったが、続く攻防では同様に腕十字を極められギブアップ。“60億分の1”ヒョードルが不変の強さを見せた。その他、全試合結果は下記の通りとなる。

やれんのか!大晦日!2007 全試合結果

第8試合/1R10分、2R5分
○青木真也
(パラエストラ東京)
2R終了
判定
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ジョン・ブギョン×
(韓国)
第7試合/1R10分、2R5分
○桜井“マッハ”速人
(マッハ道場)
2R終了
判定
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長谷川秀彦×
(SKアブソリュート)
第6試合/1R10分、2R5分
○エメリヤーエンコ・ヒョードル
(ロシア/レッドデビル)
1R1分54秒
腕ひしぎ逆十字固
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チェ・ホンマン×
(韓国/フリー)
第5試合/1R10分、2R5分
○三崎和雄
(GRABAKA)
1R8分12秒
KO
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秋山成勲×
(フリー)
第4試合/1R10分、2R5分
○石田光洋
(T-BLOOD)
2R終了
判定
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ギルバート・メレンデス×
(アメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)
第3試合/1R10分、2R5分
○瀧本 誠
(日本/吉田道場)
2R終了
判定
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ムリーロ・ブスタマンチ×
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
第2試合/1R10分、2R5分
○川尻達也
(T-BLOOD)
2R終了
判定
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ルイス・アゼレード×
(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
第1試合/5分2R
×ローマン・ゼンツォフ
(ロシア/レッドデビル)
1R2分58秒
前方裸絞め
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マイク・ルソー○
(アメリカ)