米歌手デミ・ロヴァートさん、薬物過剰摂取で病院搬送 容体は安定
[ロサンゼルス 24日 ロイター] - 米メディアの報道によると、ポップ歌手で女優のデミ・ロヴァートさん(25)が24日、薬物過剰摂取が原因でロサンゼルス市内の病院に搬送された。代理人はコメントを控えているが、ピープル誌は匿名の関係筋の話として、容体は「安定している」と報じた。
ロヴァートさんはこれまで、コカインやアルコール依存について公に語っていた。
TMZは警察関係者の話として、自宅で意識を失った状態で発見され、オピオイドや薬物の過剰摂取が疑われる際の緊急治療薬であるナロキソンの治療を受けたと報じた。
ロヴァートさんは、2008年のディズニーチャンネルのテレビ映画「キャンプ・ロック」でブレーク。同年デビューアルバム「Don't Forget」をリリースし、2009年にスタートしたドラマシリーズ「サニー with チャンス」では主演を務めた。
2017年にはYouTubeのドキュメンタリーで、何年も薬物中毒や摂食障害、飲酒などで苦しんだと告白、コカインを最初に使ったのは17歳だったと明らかにした。
18歳の時にリハビリ施設に入所し、双極性障害と診断されていた。
ロヴァートさんは現在全米ツアー中で、26日にはアトランティックシティでの公演が予定されていた。
Twitter上では、ファンやセレブらから懸念の声や支援のコメントが寄せられている。