27日の決勝へ駒を進めたウズベキスタン。ベトナムと初優勝を懸けて戦う。(C)Getty Images

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  中国で開催されているU-23アジア選手権の準決勝・ウズベキスタン対韓国が、1月23日に行なわれ、ウズベキスタンが4-1で勝ち27日の決勝に駒を進めた。

  試合は33分にウズベキスタンがウリンバエフのゴールで先制するが、韓国も58分にファン・ヒョンスの同点弾で試合を振り出しに戻す。その後、ともに決め手を欠き1-1で迎えた74分、韓国はMFチャン・ユンホがこの試合2度目の警告を受け、退場処分となってしまう。

 ひとり少ない韓国に対し、ウズベキスタンは終盤、攻勢を仕掛けシュートの雨を降らせるが、韓国も粘り強い守備を見せる。結局、90分では決着がつかず、勝負は延長戦に持ち込まれた。

 そして、勝負を決めるゴールが生まれたのは延長前半の99分。ウズベキスタンは、すでにA代表デビューも飾っている19歳のガニエフが右足でゴールネットを揺らす。ついにウズベキスタンが勝ち越しに成功する。

 さらにウズベキスタンは、延長後半の110分にも日本戦で2ゴールを挙げたヤフシバエフが追加点を挙げ3-1とする。結局、試合終了間際にも追加点を挙げたウズベキスタンが4-1で韓国を下し、決勝進出を決めた。

 ウズベキスタンはこの大会初の決勝進出。27日の決勝では、カタールを破ったベトナムと、互いに初優勝を懸けて戦う。