時間を忘れてしまいそうな落ち着いた店内

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基礎知識、そしてゲイバーのお作法を予習したら、いよいよ二丁目へ!ここでは初めて二丁目を訪れるノンケさんでも入店OKという、門戸の広いお店5選を紹介しよう。

【写真を見る】ゲイバー「Mondo Loop」の店内壁にはキープボトルがズラリ

■ イケメンと飲める!? 人気ゲイバーはノンケ客が7 割

“イケメン店子と飲める店”、としてインターネットのまとめサイトでも話題となったゲイバー「Mondo Loop」は、老舗ゲイバー「Shoop(シュープ)」の姉妹店。雅也ママを筆頭に、個性豊かな4人のスタッフが毎夜お迎えしてくれる。

話を聞いたスタッフの諒さんいわく、「うちはノンケのお客さんはもちろん、女性の一人客も多いの。20代から50代まで、アタシのファンの女の子もいっぱい来るのよ。夢の国の入口だと思って、勇気を出して扉を開けて! 開けたら最後、そこはパラダイスよ♥」とのこと。

店内も広めでゆったりしているため、スタッフと落ち着いて会話ができるのも大きな特徴。席の間隔も広めなので、お酒や会話をじっくりと楽しむことができる。「ショットで飲むならチャージは1200円で、1杯1000円よ。ボトルの場合、チャージが2200円で鏡月は5500円から。カラオケは300円で歌い放題!心ゆくまで楽しんでね」

■ 老舗レズビアンバーは、ママとの会話が一番の酒の肴

フレンドリーな富士子ママとの会話を目当てに多くの常連客でにぎわうバー「一(はじめ)」。基本的には女性だけしか入れないレズビアンバーだが、女性同伴であればストレートやゲイの男性も入店が可能(ストレートの男性だけでの入店はできないので、あしからず)。開店から13年、富士子ママの軽快なマシンガントークと愛情あふれる性格に魅了された常連客が、平日週末関係なく毎晩ひっきりなしに訪れる。

DJ活動もしている多趣味な富士子ママはカラオケも得意で、客とデュエットをすることもしばしば。ママを介して一緒にカラオケをしたり、お酒を酌み交わして話をするうちに、知らない客同士が意気投合してしまうことも多いとか。ふらりと一人で訪れても、ママやほかの客とのおしゃべりに夢中になり、時間を忘れてしまうほど。セクシャリティ問わず楽しい時間を過ごすことができるユニークなレズビアンバーだ。

■ 名物イベント多数実施の二丁目の夜を彩る存在

新宿二丁目でナイトクラブといえば、真っ先に名前が挙がるのが「AiSOTOPE LOUNGE」。通称”アイソ”と呼ばれるこのクラブでは、90年代J-Popナイトから、「新宿二丁目プロレス」興行まで、日々バラエティ豊かなイベントが行われている。男性オンリー、女性オンリー、セクシャリティーフリーなど、イベントによって入店できる条件が違うので、事前に店のホームページかアプリでイベント詳細をチェックすることが必要。

メインフロアの隣にはバーが併設されており、こちらは誰でも入店可能。クラブに入らずバーカウンターで酒をたしなむだけの客も多い。

ちなみに毎週水・木曜20:00からはアマゾネス・ダイアンとおりぃぶぅ2人のドラァグクイーンがおもてなしをしてくれるイベント「クイーンズラウンジ」が開催され、非日常の世界を味わうことができる。ファーストドリンクは1500円から。気軽に足を運んでみては?

■ ちょっと一杯もかなうカジュアルな一軒

2015年にオープンしたスタンディングバー「パッチワーク。」。道路に面した店のドアは開放されており、二丁目ビギナーでも入店しやすい。

ショットは900円からで、チャージはなしと、一般的なバー感覚で利用できる。オープン当初からお店を支えるのは店長の日向さん。「僕自身はストレート。セクシャリティ問わず、どんなお客様も大歓迎です!」。

■ 二丁目の玄関口で本格的なカフェめしを

本格的なアジア飯からカレー、スイーツなど豊富なフードメニューがそろうカフェバー「ALAMAS CAFE」。平日は18:00オープン。ここで腹ごしらえをしてから繰り出す人も多いとか。

「カレーなどがっつり系のほか、マンスリーメニューも人気です」とスタッフのぶんたさん。全品テイクアウトできるので、お目当ての店へのみやげとして買っていく人もいる。【東京ウォーカー】(東京ウォーカー・編集部)