浅野4試合ぶり先発のシュツットガルト、ライプツィヒに競り負ける《ブンデスリーガ》

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▽ブンデスリーガ第9節、ライプツィヒvsシュツットガルトが21日に行われ、1-0でライプツィヒが勝利した。シュツットガルトのFW浅野拓磨は65分までプレーしている。

▽前節ドルトムント戦を3-2と競り勝った3位ライプツィヒ(勝ち点16)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦を3-2と制し、クラブ史上初のCL勝利を手にした。そのライプツィヒはポルト戦のスタメンから4選手を変更。オギュスタンやブルマらがベンチスタートとなって、Y・ポウルセンやデンメらが先発に戻り、耳鳴りによって先発を外れていたヴェルナーがリーグ戦3試合ぶりにスタメンとなった。

▽前節ケルン戦をラストプレー弾で2-1と競り勝った10位シュツットガルト(勝ち点10)は、ここ2試合出場機会のなかった浅野が4試合ぶりに先発となった。

▽時間の経過とともにライプツィヒが押し込む展開となった中、シュツットガルトは浅野がディフェンスライン背後を走ってけん制する。

▽そんな中23分、ヴェルナーの横パスを受けたサビツァーがペナルティアーク右から左足で狙ったミドルシュートがゴール左上に決まって、ライプツィヒが先制した。

▽ハーフタイムにかけてはライプツィヒがポゼッションを握って試合をコントロール。1点をリードしたまま前半を終えた。

▽迎えた後半もシンプルにゴールに迫ったシュツットガルトは、50分に浅野にビッグチャンス。ロングボールに抜け出した浅野がボックス左に侵入して左足でシュートに持ち込むも、GKグラクシの好セーブに阻まれてしまう。

▽さらに56分、右クロスに浅野がヒールで合わせると、シュートは右ポストを直撃する。

好機に絡み始めた浅野だったが、65分にアコロとの交代でピッチを後にしてしまう。

▽結局、浅野を下げたシュツットガルトは終盤にかけて目立ったチャンスを作れず。81分

にはサビツァーのミドルシュートでGKを強襲されたシュツットガルトは1点が遠く、そのまま敗戦。今季5敗目を喫した。対するライプツィヒは6勝目を挙げ、首位ドルトムントに1ポイント差としている。